集集鄉公所 腦町便當パッケージ応用イメージ|好心地文創

弁当箱ひとつで、集集の鉄道の記憶を持ち帰る。腦町便當クリエイティブプロダクトデザイン

文創商品・グッズパッケージデザイン

集集郷公所(集集鎮役場)が好心地文創に依頼し、地元の鉄道イメージを取り入れたクリエイティブプロダクト「腦町便當」を開発。古い線路の枕木やホームのモチーフを弁当箱とトートバッグの柄に落とし込み、旅行客が集集の思い出を日常使いできる形で持ち帰れるようにしました。

課題

集集は百年の歴史を持つローカル鉄道支線で知られ、台湾中部でも人気の小さな町です。しかしこれまで旅行客が持ち帰れる土産物は、ポストカードやマグネットといった平面的な印刷物が中心で、日常的に使いながら鉄道の物語も伝えられる商品がありませんでした。そのため集集郷公所には、地域の観光PRに使える記憶に残る土産物の選択肢が不足していました。

目標

好心地文創が目指したのは、旅行客が引き出しにしまい込まず実際に使い続けたくなる商品をつくることでした。集集駅のホームや線路の枕木、踏切といったモチーフを図柄に落とし込み、実用的な弁当箱とトートバッグに印刷することで、集集郷公所が地域の特色を代表し、贈り物としても渡せるクリエイティブプロダクトを持てるようにしました。

アプローチ

  1. 集集の鉄道にまつわるビジュアル要素を出発点に、枕木のテクスチャー、踏切の柵、扇形の転車台をシンプルな図柄へと転化し、「腦町便當」のロゴタイプを構成しました。
  2. 繰り返し使える白い弁当箱を商品のベースに選び、帆布のトートバッグとゴムバンドを組み合わせることで、日常での実用性と記念品としての価値を両立させました。
  3. 図柄はゴールドと濃いブラウンの2色に統一して印刷し、弁当箱とトートバッグという異なる素材の上でも一貫した世界観を保てるようにしました。

成果

「腦町便當」は集集郷公所の観光PRを担う実物のクリエイティブプロダクトとなりました。旅行客は集集の鉄道イメージがプリントされた弁当箱とトートバッグを手に町を後にし、旅の記憶を日常へと持ち帰ります。地方創生の取り組みに、長く使われ続け、継続的な露出を生む土産物が加わりました。

腦町便當クリエイティブ商品キービジュアル、集集鉄道モチーフのロゴタイプを印刷した白い弁当箱|好心地文創
腦町便當の開封時の平置き撮影、箱本体・蓋・ゴムバンドのデザインディテール
弁当箱の開封ディテール
帆布トートバッグと弁当箱の組み合わせ、鉄道モチーフのロゴタイプを袋にプリント
トートバッグと箱本体のスタイリング
腦町便當のグレーのゴムバンドと箱本体の図柄ディテール
ゴムバンドと箱本体のディテール
帆布トートバッグの「腦町便當」ロゴタイプ クローズアップ、枕木と踏切の図柄
トートバッグのロゴタイプ クローズアップ

関連リンク

よくある質問

地方創生のクリエイティブ商品が、ただの記念マグネットで終わらないようにするにはどうすればよいですか。
その土地を最も代表するモチーフを出発点にし、弁当箱やトートバッグのように繰り返し使える形を優先します。そうすることで商品自体に日常の実用価値が生まれ、引き出しにしまわれるだけの一度きりの記念品にならないようにしています。
公共機関から依頼されるクリエイティブ商品デザインは、通常のプロセスと異なりますか。
基本的な設計プロセスは同じですが、図柄やアイデンティティが地域の物語をきちんと伝えられ、機関側が対外PRで説明しやすいことをより重視します。地域の文化的要素を覚えやすく使いやすいビジュアル言語へと翻訳することを心がけています。
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